体調を悪くしたせいでなかなか更新できませんでしたが…
今回Rejetの新シリーズ「一世風靡-逆転大奥恋絵巻-」です。
第1弾は鳥海浩輔さん！
もちろんネタバレあります。
あらすじ（公式引用）
此れは世にも奇妙な、男女が逆転した大奥での恋絵巻。
江戸時代、大奥には様々な身分の美男[いけめん]が集められていた。
大奥入りには大変に厳しい審査と代償が必要だが そうして選りすぐられた彼らの中でも特に見目麗しい男達は「一世風靡」と呼ばれたという。
宵闇から始まる、選び抜かれた美男[いけめん]達による、甘いご奉仕。
世間には秘められた大奥の中で、貴女の寵愛を受けるのは、一体、誰?
一度聴いたら忘れられない、その極上の囁きに、酔い痴れて。
★キャラ★
気高き落胤「涼風」
「一世風靡」で最も人気が高い美男。
物憂げで、女性と見間違えるほどの絶世の美貌を持つ。様々な芸に秀でており、特に歌と踊りが抜群に上手い。大奥野中では隠しているが、もとは見世に出ていた。品のある振る舞いから、先代の落胤と噂されている。
★感想★
CDの裏のキャラ紹介で「2面性のあるキャラ」と書かれていたのですが、てっきり話が進むにつれて2面性が出てくるのかなと思っていました。
しかし、トラック1ですぐに涼風の口から
「なんで俺がお前なんかに媚びなきゃいけないんだ、俺はお前を将軍とは思っていない」とあっさり明かされます。
主人公以外の前では優美でしゃべりの声質も高めなんですが、二人っきりになると口調も悪くなるし声質も低めになる涼風様。だがそこがイイ！
主人公の琴の指南役としてたびたび上様に近づいてきては
「さっさと俺を選べよ」とグイグイ迫ってきます。うん！素敵！
主人公の琴が上手くないので涼風様の罵倒がひどくなるばかりです。
なぜ主人公につらくあたるのかというと噂にあった先代将軍の落胤というのは本当だったからでした。
先代将軍の元側室を持つ母に見世に売られた過去があり男の体で見世で生きていく為には琴や舞を必死に覚えなければいけなかったそうです。そのため父である先代将軍や幕府に復讐してやるという気持ちから主人公に近づいたそうです。
彼の過去が噂話として大奥で広まりそのため涼風は大奥を出て行こうとします。
主人公は琴の指南役と理由にするからと涼風を引き止めます。
「涼風の琴に感動したから、涼風じゃなきゃ嫌だ」
もちろん涼風も自分の琴や舞をに対して自信あるけどそれだけでは理由にはならないとそして自分は主人公に選んでもらう為に大奥にいるのだと告げます。
「残ってやるよ、その代わり俺を選ばせてやる。絶対夢中にさせてやるから覚悟しておけ」
鳥海さんの演技がとても良いんですよね。表の顔だと気品あふれるゆったりとしたしゃべり方と裏の顔の乱暴ででもところどころ優しさがでてくるS気質の声がとても聞いていて心地よかったですし、キャラの事がより好きになりました！
お茶をいれてくれたり椿の花を主人公の髪につけてくれたりと涼風様も心を開いてくれる感じがとても聞いていて楽しかったです。
まあところどころ彼の作戦が見え隠れしているのも面白かったです。
主人公がいつまでたっても自分を選んでくれないからあせる涼風様
大奥という設定だからなのか他の作品よりもライバルをすごく意識している彼の葛藤が上手く表現されていてるのがこの作品の良いところだと感じました。
涼風様は、大奥の法度を犯して主人公の寝所に現れて好きだと告白してきます。
幕府への復讐とかどうでもいいと、自分を選んでほしいとい気持ちだけで大奥にいるのだと…
そして涼風を選ぶと伝える主人公とそれに喜ぶ涼風様
ツンデレな彼がとっても可愛かったです。
「そんなんじゃ足りない、もっとだよ…」
の「もっとだよ…」がとても艶があって良かったです。
最後の台詞で2面性を表現した言い回しが終わり方として聞いていて気持ちが良かったです。
初回特典のキャストトークもさすが鳥さん！「もし将軍だったら」のくだりとか聞いていて面白かったです。
アニメイト特典の一人で主人公の事を思いながらヤキモチしたり心配したりする彼の焦っているエピソードもすごく楽しかったです。
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