シュチュエーションCDの感想です。
10月の欲しいものリストにも記載していた通り今回は「My Dearest Tales-キミと綴る戀物語- Vol.1 雪崎依月(CV.近藤隆)」です!
近藤隆さんは大好きな声優さんの一人です。今まで聞いてきたCDの中でも彼の作品が一番多いです。
喧嘩番長乙女でも彼の演じるキャラ「坂口」がとっても良い味だしてましたw ※今回は全年齢対象CDです。
あらすじ
季節は春。桜咲き乱れる出会いの季節…。
文學喫茶《勿忘草》で働き始めたアナタの教育係に任命された依月。 素直になれない依月だが、本当はアナタのことが気になっているようだ。
そんなある日、アナタが本棚の整理をしていると不思議な本が見つかる。
ページが黒く塗りつぶされたその本に触れると、依月共々奇妙な世界に飛ばされてしまい…?
雪崎依月 文學喫茶《勿忘草》のホール担当。 著者を同じくする深月とは一応兄弟だが 深月と比べられることを嫌っている。 人を小馬鹿にしたような発言が多く、攻撃的。 なかなか素直になれない、ツンデレ男子。 童顔で小柄なため、文學喫茶内では最年少扱い。
★感想★
面倒見の良い可愛いツンデレ男子でした。
過去の記憶がないのですが主人公を見ているとなぜか懐かしく感じる依月。
主人公を世話しているなかで、何度も怒鳴ったり騒いだりするのですが、ときおり主人公を心配したり優しくしゃべりかけたりするところが可愛かったです。
今回の主人公は天然ちゃんというかドジっ子キャラでした。
不器用にパフェを作ったり階段から落ちそうになったりとそんな中で笑ったり注意したりする彼の面倒見の良さと程よいツンデレが良かったです。
近藤隆さんの演技は文句なしです。口が凄く悪いけどそれでも口の悪さよりも主人公に対する気持ちがうまく表現されていました。
二人で桜を眺めるシーンは前半部分でとても良いシーンでした。
トラック5あたりからファンタジーな展開になります。
二人で奇妙な異空間に閉じ込められます。
暗闇の中での彼はツンデレではなく必死に主人公を守りながら迷宮の奥を進み続けます。途中暗闇の穴にすいこまれるのですがその時の近藤さんの叫び声や気を失っている主人公への必死の呼びかけ、その後の苦しさの蝕まれる演技が良かった。
「こいつだけでもどうにかしてやらないと…」
おんぶをしようとして主人公に遠慮されそうになった時の依月が
「ばーか!遠慮するなよ!」 ツンデレの王道すぎて聞いているこっちが悶えました。
ツンデレ最高!可愛い!
「桜の木の下で待っている。そこでお前にわたしたい物がある。」
暖かい場所に出た依月の前には桜の木の下で誰かを待つ主人公の姿でした。
何度呼びかけても彼女の体をすり抜けてしまい気づいてくれません。
忘れていた記憶なのかと考えたそのとき、また胸がくるしくなります。
そして冷めたような声で話しかけるもうもう一人の依月が現れます。
「俺が泣かしたんだ…」
壊れたブリキのオルゴールを見つめ、依月は無くした記憶を思い出します。
大好きな主人公への想い、兄への嫉妬と劣等感、主人公へ浴びせた嘘の言葉を思い出します。彼の思い出した物語はとても辛い悲恋の物語でした。
依月は耐えられなくなり記憶を封じます。過去を思い出し改めて「未来を変えたい、伝えたい」と願います。 気がつくと桜の木の下で彼女と向き合っています。
あのとき口にしたひどい言葉ではなくずっと伝えたかった本当の気持ちを伝えます。
もうね!この後のシーンなんですがホント最高です!
彼女を抱きしめて、好きだと告白しその後勢いのまま口づけをするんですけど近藤さんの演技もさることながら私好みのドストライクな展開本当良かったです。
あ り が と ご ざ い ま す !!
「俺の側にいてくれ!お願いだから!側にいると言ってくれ!」←これ!演技すごいです!
その後、目が覚めて泣いている彼女にもう一度告白をします。
「信じないと言うのならお前の唇にキスさせろよ!」 っていうツンデレ本当に最高です。
ありがとうございます。 ただ彼は本の付喪神となってしまったまため、この町のなかでしか生きられない、主人公はその彼の本のなかでは彼の想い人でした。
今後、彼女が大学を卒業しても彼はこの町の中から出る事はできません。 そして主人公もある事を思い出します。
それは依月の本は昔は主人公の家で保管されていたそうなんです。どんな経緯で本が文學喫茶に渡ったのかどうかは不明です。
主人公が「八重歯が可愛い!」発言で照れる依月!可愛いですよ! 二人で手をつなぎながら桜並木を見に行くのも良かった。 総評:ツンデレの一途な愛はとてつもない萌えを生みました!&近藤さんの演技はすばらしい 近藤さん好きの方は是非購入して聞いてみてください!