お姫様なんだけどなんかちょっとな…「眠れない王様のお休み係」

ルルル文庫から発売されている宇津田晴先生著の「眠れない王様のお休み係」です。イラストは大好きな「あき」さんです。 以下感想と若干のネタバレが含まれています。

あらすじ(公式より引用)

庶民育ちの新米王女ローズは、腹黒冷酷と悪名高い宗主国の王様アンドルーが、かつて同じ旅芸人一座に身を置いていたアンディだと知り、びっくり。だが優しかった少年は激務と刺客のせいで極度の不眠症になり、いつも不機嫌な陛下になっていた。アンディの体調を心配するローズは、彼の安眠を確保しようと計画。一方アンディも、ローズがそばにいるとなぜか熟睡できることに気づき、荒みかけた心が癒されていくが―!?


★感想★

宇津田先生が得意とする元気で明るくて前向きなヒロインが今回も主人公ですね

そこが好きで先生の作品は何作も購入しているという理由があります。

なので今回も即購入しました。 あらすじでもあるように腹黒冷酷と悪名高い王様との恋愛なんですがまあ庶民からお姫様になっているという事もありお姫様らしくはないです。

※今までの他の作品でもお姫様っぽくないヒロインは何度もでてきましたしね。

けどだからと言って庶民臭さが全面にでているのかというとそんな感じでもないです。

仕事に対して凄くまじめな女の子って印象しか感じられなかったのでもう少しキャラの性格を掘り下げるようなエピソードが欲しかったですね。

タイトルであるお休み係という仕事よりも偽恋人関係を演じるという仕事の方に話が寄っていてそこのところもエピソード不足感を感じました。

あとローズとアンディもっとイチャイチャしろよ!って気持ちにもなりました。

評価としては★★★☆☆ って感じでした。

けど、王道なラブストーリーなので先生の作品自体とても読みやすいので宇津田先生の小説は読んでいて安心しますね。

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