最終巻から結構たったな…「幽霊伯爵の花嫁8 ~恋する娘と真夏の夜の悪夢~ 」

7作目の最終巻から約3年ぶりでしょうか、待望の新作!

またサアラと伯爵の活躍がみれるとなって発売が決まってからワクワクしてました。

以下 あらすじと若干のネタバレあります。

あらすじ(公式より引用) 優秀な墓守であるジェイクの十七人目の妻として、騒がしい幽霊たちに囲まれたコルドン家で暮らすサアラ。

ある朝、ジェイクのもとに匿名の手紙が届いた。それは同業のランカスタン伯爵家が悪霊を屋敷に閉じ込めているという告発文だった。

夫婦はランカスタン領に向かうが、旅の途中、サアラは謎の感情に襲われて思わずジェイクの抱擁を拒絶!もしかして…これが夫婦の倦怠期?予測不能な事態に最強花嫁サアラがとった行動は!?


感想

前作(7巻)のエンディングでも数年後のコルドン家一家の様子が描かれていたのですがまさに今作はそのエンディングの通り5歳になったサアラとジェイクの娘リオンと前作よりも立派な青年に成長した長男エリオスにまた会えるとは!!

「倦怠期」5年目というどこにでもありそうな夫婦間の問題に直面しながらも相変わらずのジェイクとサアラに「あ〜この二人はこんな性格だったよね」と改めて懐かしさがでてきました。

お話は妻を殺して隠している別の領の墓守の真実をコンドル一家が解明するというお話でした。今回の幽霊もまた些細なすれ違いから起こった悲劇により亡くなってしまうのですが、互いに想い合っている夫婦の遺体が並べられいるシーンは読んでいてもつらかったですね。

まあ最終的にはいつもの流れでコルドン家の墓場で管理される事になるんですがw

もう少し他の墓守についてのエピソードが欲しかったなーってこれって毎回感じてしまう所ですね。 サアラやジェイクのキャラはもちろん魅力的で見ていて楽しいのですがも少しサブエピソードというか他のキャラをメインにした話を読んでみたいなと思うのですよ。

特にエリオスが大好きな私としては彼をメインで1本書いてほしいな期待していますからねw

今回の見所は成長したエリオスの苦悩というか父ジェイクとの関係に直面したシーンがいくつかあってそこが前作にはなかった変化があって良かったです。

前作から5年も経過しているという部分の演出をもう少し出していただけるとよりレビューの評価を高くつけたかなーと思います。

評価としては★★★ 今後も続刊が出てくれそうな感じもしますので(エリオスの恋の話やかなり天才素質があるリオンが活躍する話を切実に希望しつつw)次巻が出てくれたらいいなー

ランキングです↓
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